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2012.06.17 (Sun)

大飯原発再稼動に賛成・容認するおおい町と福井県の皆さんへ

もし大飯原発で大事故が起こったら、安全をどう確保するか確保できるのか」を考えて、大飯原発再稼動に賛成・容認するおおい町と福井県の皆さんへ。
   (フルバージョン。本記事とは別に短くした要約版があります)

 電力会社と国の方針は決まっており、今その方針通り福島で実行しています。
 今後も基本方針を変えるつもりはありません。
 そのことを理解して、判断・発言・行動して下さい。

電力会社、財界と国が行なっている方針は以下です。

   I. 大事故発生時の、国と電力会社の基本方針について

・ 原発大事故直後にやるべき事は、すぐ避難させる、汚染空気をできるだけ呼吸させない、汚染食品を食べさせないことです。しかし、

・ 国と福島県・電力会社は、福島原発事故後、安全な水と食品を全力で供給することをせず、強く汚染された野菜も食べるように住民にすすめました。

・ 福島原発事故後、国と県、電力会社と同調者は「放射能はたいしたことはない、避難するな、(猛烈に汚染された自家野菜も)食べて良い。子供は元気に外で遊ばせろ。心配することや心配だと話題にする人のほうが放射能より有害だ。」「避難や、汚染野菜を避けるのは、神経質で異常な人たちだから相手にするな。避難する人は、自分だけよければという裏切り者だ」と解説して侮辱攻撃しました。

・ そのために沢山の人が避難せずに被曝し、放射能汚染食品を食べ続けました。

・ 「猛烈に汚染された地域の人に汚染の事実を知らせると、住民は適切な判断する能力がないからパニックを起こす」。だから、

・  「社会を混乱させないためには、住民には安全だと嘘の説明をして、避難させない。汚染食品を食べさせ続ける」。

・ 住民がパニックを起こしたとしても、判断能力がないからではなく、危険な重大事だと考えるからパニックを起こすのです。危険であれば、住民は避難し、家族も避難させる。それが当然です。しかし、

・ 被曝を避ける言動抑制することに批判が出たら、「専門家でない素人が言う煽動に乗るな。それでも出る不安や批判は、裏切り者、精神異常社として黙らせる」という方針です。

・ パニックを避けると言って住民の避難を抑制する一方で、事故対策に関係ない東電関係者や社員家族は原子炉冷却の見込みが立たなくなった時点、爆発するより前から、重大事故になると考え、すぐに福島県から、避難しました。現場で指揮する義務がある保安院幹部(中央官僚)は、福島市内に留まって、汚染の強い原発現場には行きませんでした。

・ 人類が経験したことがないほどの大惨事になる可能性が相当にあったので、避難するのは当然の事です。

・ 東電関係者がすぐに避難したことが悪いのではなく、安全だと嘘を言ったことと、住民を避難させなかったことが重大なのです。批判のポイントを間違えてはいけない。

・ 住民は、「東電社員や保安員などの中央官庁職員と同等ではない、劣った、捨てられて構わない人間、避難したり、汚染食品を避ける権利などはない人間」として扱われて、今も続いています。

・ 事故処理を進めるために、東電社員を大量動員することはせず、被曝基準を著しく上げて、下請け労働者に大量の被曝をさせました。責任ある官僚や東電幹部は、被曝危険がある現場に行きません。

・ 東電正規職員は、事故前から、被曝危険性がある現場には殆ど行かない。原発事故がおきて、大量被曝しながら作業しなくてはならない事態を生じても、正社員は被曝を受ける作業には参加しなかった。いくらか行くようになったのはずっと後のことです。行く
ても、大量被曝する単純作業には参加しない。

・ 大飯原発でも、定期点検や、日常的補修など、被曝する現場作業は、現地の下請けの人だけでやり、関電の正規職員や幹部は被曝危険が高い作業現場には日常的に行かないのではないか。大飯原発について、私は具体的知識がありません。しかし、現地の皆さんは、言われなくても常識になるくらいに知っているはずです。

・ 原発は安全と言って恫喝的に強行してきた、歴代の東電幹部や官僚は、現場作業に参加すべきです。彼らができる単純作業は沢山ある。しかし参加しない。現地などの下請け労働者=「被曝させても構わない、自分たちや普通の日本人より下等の、別の種類の人間」にやらせている。

・ 東電社員や、中央官僚、大企業の福島勤務者や外国大使館・外国人が、福島から非難したり、汚染食品を避けるなどの被曝回避の対策を取ることは非難されないが、最も危険にさらされている住民が汚染食品を避けたり、避難すると裏切り者、非常識、非科学的だと非難される。これが今、福島でおきていることです。

・ 被災した人たちだけは、避難したり、汚染食品を避けることが許されない。法律で保障された日本人として扱われていません。本来なら、東電や、関係官僚が最も守るべき人たちです。

・ 福島以外の原発付近の方や自治体は、「嘘を言い、放射線汚染食品を食べさせ、被災者に更に損害を与える政府・行政・電力会社」に、目下の協力者として協力するのでではなく、指弾・追求すべきではありませんか?

・ 原発事故直後、猛烈な汚染があっても、国や電力会社は、全力で避難させたり、安全な水や食糧を供給するなど、被曝を減らすための行動を取りませんでした

・ 汚染されたものも非常事態だからやむを得ないといって、法律違反の汚染食品を食べさせ、法律違反の外部被曝も容認させる方針です。

・ 「パニックを起こすと、他の地域の人たちの安全や利益を損なう。住民は判断する能力がない。だからパニックを起こさせないためには、莫大な汚染があっても食品と呼吸の汚染回避はさせない」。これは実際に飯舘村などで政府・福島県・東電・電力業界がやっていることです。「判断能力がなくパニックを起こす住民には危険を知らせず、避けられるはずの被爆も回避させない」。原発付近の住民は、日本人全員に適応されているはずの既にある法律からも除外されて、日本人として扱われません。

・ 「原発は安全だ」と言いながら、日本では、原発を消費地から離れた過疎地にわざわざ作るのは、事故がおきたら、住民を人として扱わず、日本社会から切り捨てるためです。そしてその通りのことをやっています

・ 福島の人たちは、法の下の平等な人=日本人として扱われていません。原発付近の住民はそのように扱われています。福島の被災者が、原発推進勢力から人として扱われていない現実を、おおい町・福井県・日本中の原発立地県の方は、目をそらさずまっすぐに認識すべきです。

・ 本来は、このような現実を見せつけられる前に知っておくべきでした。気づいて反対した人たちも沢山いたのです。素人すれば知れた、考えようとすれば考えることはできた。しかししなかった。普通の日本人として扱われないという屈辱に気づかなかったのなら、これまでの自らの考え方やあり方を反省し、再検討すべきです。

・ 日本人として平等に扱われていないのは、大事故がおきたからではなく、原発を作るときから一貫していることです。大量の放射能汚染という事態になって、よりはっきり見えるようになりました。

・ 表に見えていなくても、大飯をはじめ、全国の原発を受けいれた地域の住民は、始めからそのように扱われています。

・ 事故がおきたときには、住民に損害を押し付けて、日本社会から切り捨てる。大事故がおきたら、賠償や回復可能な損害ではすまないことは始めから分かっている。大損害を生じる大惨事の可能性を考えたから、原発を過疎地に作った。

・原発を作るとき、大事故に備えて、電力会社は世界の保険の本締めともいえるイギリスのロイド保険に申し込みましが「地震国日本で原発は危険すぎて、保険契約はできない」と断られました。

・ そこで日本の電力業界は、金と政治力、官僚と政治家を使って「想定外の原因で原子炉事故が起きた場合は、電力会社の責任は問わず、被害者に賠償する義務もない」という法律を作りました。東電が「想定外」という言葉を絶対に引っ込めないのはこのためです。

・大事故がおきたら、被害者を見殺しにするという方針はあらかじめ想定してしっかり準備していました。今それを役立てています。莫大な金を与えて、原発に無条件賛成の研究機関や、専門家を沢山つくり、批判的研究者には冷や飯を食わせて、原発に無条件協力する原発や被曝医療の若手研究者を育てたのもそのためです。それが今役に足っている。

・ 経済的に豊かでない過疎地の人は「わずかな金をやれば誇りも失い、懐柔できる。道義も安全も考えない、原発推進に従う人間にすることができる。その程度の人間」として始めから扱われていました。

・ この扱いを受け田人は、屈辱と知るべきです。

・ この扱いを受けて反撃せず、逆にそのまま受け容れるべきではありません。

・ 人と社会を欺いて他人に損害を与える、道義性がない人たちの目下の協力者になって、自分や子供、社会を守る正当な意見を持つ他人や他人の発言と安全を脅かすべきではありません。

・ まともな人として扱われず、いざとなったら切り捨てられる、「黙らせるには少し金を与えれば十分だ」こんな侮辱的な扱いを、受け容れるべきではありません。こんな扱いされることに慣れたらまともな、人としての誇り尊敬されるべき一人の人間として存在できません。人としてまともな誇りを持つべきです。

・ 自分を守る正当な意見も発言させない人間関係で縛って、誇りを失った精神を子供たちに植えつけてはいけない。 原発に屈辱的に同調することが、子供たちの誇りを壊して卑屈な人間に育てるという重大な意味を考えるべきです。

・ 国と「専門家」は「放射能よりも心配しすぎるほうが健康被害がある」「病気になったら、放射能が原因ではなくて、過剰に心配したストレスが原因だ」と解説・強要しています。

・ 放射線被曝に関する世界的な共通した理解や合意と、日本の全ての法律に反する、ごく一部の「専門家」の主張を、まるで医学の常識であるかのように偽って政府や自治体が電力会社の意を受けて解説し公的機関・自治体を使って強要しています。

・ この偽りを言う行政の説明と取り組みは、被曝を減らす取り組みを弱めると共に、病気が出たら、被曝させた責任者が、被害者に病気が出た責任を押し付けると言う悪質なものです。

・ この行政の判断と方針は、説明と方針が誤りであることに加えて、異なる意見をいえない社会を作っています。恐怖を感じて自由に意見をいえない社会は被曝とは別の意味で危険で重大です。

・ 公務員が法律違反をすると法治国家が成り立たなくなるので、公務員は法律遵守を厳しく義務付けられています。

・ 現在の日本は、上司の命令で、個々の公務員が法律違反をしています。

・ さらに行政組織として法律違反をし、更に国民・住民に法律違反を強要するという無法国家・無法行政・反民主社会になりました。

・ 学校教育では、反対意見があることを知らせず、「放射能は安全」という一つの考えだけしかないように偽って、批判や議論を許さない教育を強要しています。

・ 今回の原発事故の正しくない政府方針は、「学校教育を、何が正しいかを考えて判断するという科学的、論理的能力を育てるのではなく、学校という国民にとって大切な機関を、生徒や先生が自分で考えたり、自分の意見をいえない、抑圧と洗脳の場」に変えました。

・ 学校教育が根底で破壊され、学校と教師に対する保護者と生徒、社会からの信頼を根本から破壊しました。

・ 「学校は本当のことを教えない。自由に考えることも発言することも抑圧する。学校は子供の安全損なうことをする」という事実と認識が広がっています。

・ 学校と先生が保護者や生徒から信頼されなくなったら、健全な教育は不可能です。

・ 国家百年の計である学校教育が危機です。

・ これほど重大な反社会的、違法行為までして、原発を稼動させようとしています。このことだけでも、原発と、原発推進グループの言動は反社会的です。

・ 福島原発大事故が重大であることと共に、無条件同調を強要して自由な発言を抑圧する社会を進めたことと、国家百年の計である学校教育を破壊したこと、社会の健全性を崩壊させ、人々から誇りと明るさを奪い、今後の日本を崩壊させる重大な一歩になったと私は考えています。

     II.福島や宮城社会で起きていること
・ 子供に放射能被曝をさせたくない母親は、家族の中で「県も専門家も安全だと言っているのにお前は神経質だ、変わっている」非難されて、家族内で孤立し、家族が半崩壊している家族は多い。

・ 家族とも一応合意して、子供を連れて遠隔地に避難した母親で、離婚した人や実質離婚した人は、私が知っているだけでも何人もいる。九州に子連れ避難してその後離婚した方は「子連れで家族から離れて避難している母親の半数は、離婚を考えていると思う」と言い、同席した別の離婚した方もそれに同意していました。

・ 北海道に一時避難したあと、福島に帰られた方は、「家から仕送りがなくなって、やむをえず帰る人が多い。帰ると家族内で、トラブルが起きることは必至で、離婚の覚悟無しには帰れない。」と話していました。

・ 無責任な安全神話の同調強要は、医学的安全だけでなく、このように人の精神と人格、健全な人間関係に基づく幸せも破壊し、今も破壊し続けている。

・ 校庭の放射線測定を要望しても無視され、親が自分たちでも良いから測定したいと提案しても許可されないことが何ヶ月も続きました。

・ 給食の牛乳汚染を心配する親が、給食の牛乳の放射能測定要望や、飲ませたくないとという申し入れに対して、「教育の一環だから飲まなければ駄目だ。変わりに水筒を持っていくことも禁止」。要望した母親はモンスターペアレンツ扱いされ、再度申し入れると精神異常者扱いされるなどの例が続きました。

・ 要望しても牛乳や給食の放射能を測定してくれないので、学校から持ち帰って測ろうとすると、窃盗扱いされ、給食放射能に批判的だった教師は、窃盗をそそのかしたと、処分前提の指導を受けています。

・ 医学常識や法律に反する「放射能は安全」という無条件同調を強要する教材を使う授業が強要されて、子供の成長や安全を考えて異論を持つ教師は、自分の意見を言うことを禁じられています。

・ 福島医大では、放射線被曝を避けるために、医大で仕事をしている多くの医師は家族を福島以外に住まわせ、医師の1割が退職しました。

・ 福島医大の医師がこのように、福島の放射能汚染を深刻に考えていても、医大の中では、放射能を話題にすることは禁句で、放射能汚染や被曝に関連にした調査・研究は実質的に禁止されています。

・ 大学の研究内容が禁止されるということは恐らく戦後なかったことで、大学のあり方としても歴史的な大事件がおきています。

・ 「放射能は安全」と主張する専門家が「正しい考えを大学と社会に教育する」と勇んで、福島医大に集まってきています。
・ 原発推進勢力と政府は、福島医大を放射線について医学的な議論やおしゃべりさえ自由にできない大学に変え、被曝医療の中心にする大方針を作り、莫大な予算をつけました。

      III. 大飯で事故が起きると福島の9倍以上汚染される
・ 福島レベルの事故で、若狭湾は死の海になり、土地は福島の9倍汚染します。

・ 日本の風は基本的に西風=偏西風が吹いているために、福島原発事故で放射能の90%は太平洋上の大気に拡散してやがて海に落ち一部は世界中の大気に拡散しました。

・ 偏西風なので、大飯原発で爆発すれば放射能の90%が陸に落ちて大地を汚染します。

・ だから、福島と同じ規模の放射能放出がおきたら、福井や滋賀、京都でヨウ素やセシウムによる汚染は、今の福島の9倍の汚染になります。

・ 基本は西風なので、多くの場合は陸地が原発の風下になって、逃げるべき風上の避難場所は殆どの場合ありません。

・ 稼動中の原子炉が爆発すると爆発直後の数十分から数時間は、すさまじい量の短寿命放射性物質が出ます。

・ 福島事故では、原子炉が停止してから数日して爆発が相次いだことと、偏西風のため、爆発直後の短寿命放射性物質による汚染は、かなり避けられた可能性が高いですが、大飯原発では、陸の大気が短寿命放射性物質で汚染を受ける可能性が高く、その場合は、地域の被曝は福島と比べて、比較的寿命が長いヨウ素、セシウム、ストロンチウムなどによる9倍量の放射線被曝に加えて、激烈な初期放射線被曝を受ける可能性が高いです。その場合は実質的におそらく全滅です。

・ それほどの危険を冒してまで、原発稼動を容認すべきではありません。しかもそのとき被曝するのはあなただけではない。反対していた人たちまで被曝します。

・ 福島事故では、爆発して大気に放出された放射性物質の落下と、原発敷地内の放射性物質の海への流失と、東電による、汚染水の海中への放出によって、福島の海は汚染されました。

・ 福島原発は、太平洋に直接面しており、さらに、そこには世界最大級の、北からの親潮・千島海流と南からの黒潮の流れがあるため、放射能の殆ど大部分は千島海流と黒潮の大海流によって太平洋全体に移動拡散しています。それでも福島付近の海は今も強く汚染されています。

・ 大飯原発は、若狭湾内にあるので、放射能が海を汚染したら、放射能は若狭湾に長期に留まり、湾内が激烈に汚染されて、文字通りの死の海になります。

・ 原発が湾内にあることと、対馬海流の流量は親潮・千島海流と黒潮の大海流と比べるとはるかに少ないために、湾内の放射能が拡散希釈されるのには、福島の何十倍、何百倍の時間がかかる。

・ 福島の放射能は海流で太平洋に流れたが、対馬海流で運び出される放射能は、京都から北海道までの日本海を海岸に沿って移動し、海と海岸を汚染し、内海ともいえる日本海全体を非常に長期間放射能汚染します。韓国、北朝鮮、ロシアの海も高度に汚染します。

・ 事故がおきたら、これは必ず起きることで、解決する方法はありません。

・ 大事故がおきたら必ずそうなります。

・ そうなっても自分は我慢すればよく、家族や知人が被曝してもやむをえない、他人がそのような被害を受けるかもしれないことを、その人たちの了解もなく、多い町や福井県の人たちが、電力会社に許可する権限や能力外あり、許可しえも構わないと、まじめに考えますか?

・ おおい町民と福井県民は他人の破滅的大損害を承認・容認する権限はありません。、

・ 事故がおきた場合に十分な避難路がないことは問題ですが、避難しても以上のことが起きます。
 ひとまず避難できても、解決しません。

   IV.原発事故があれば被害はおおい町と福井県だけですまない

・ 原発事故があれば被害はおおい町と福井県だけではすみません。

・ だから本当は、おおい町と福井県と関係漁協が、原発稼動を認める権限はありません。

・ 何がしかの見返りを得るために原発稼動に賛成・容認した人は、原発事故があった場合、被害を受けるのは、ある意味ではやむを得ません

・ しかし、大飯原発が事故を起こせば若狭湾は死の海になりますから、京都府の舞鶴や宮津や伊根など、若狭湾内の漁業も壊滅します。福島事故の10%の規模でも、漁業が壊滅するだけでなく、若狭湾に面した市町村は住むことも、恐らく立ち入りも難しくなります。

・ 福島と同程度の事故がおきれば、福井、滋賀、京都が住めなくなり、琵琶湖が汚染され、日本の広範囲が高度に汚染されます。

・ そうなれば、チェルノブイリ事故が原因のひとつとなってソ連が崩壊したと同じように、恐らく日本という国は存続できません。

・ ソ連のような広大な土地ではない、人口密度が高い近畿地方で原発事故が起これば、人の苦しみと、苦しむ人の数はチェルノブイリや福島よりもずっと大きくなります。

・ そのような大惨事に関して、おおい町民や、福井県民、関係漁協は、大飯原発の稼動を他の国民の分を代表してまで許可・承認する権利・権限はありません。

・ イギリスからの移民がアメリカに植民したとき、植民者は、土地に住んでいた先住民(いわゆるインディアン)から、始めは土地を借り、やがて奪っていきました。

・ 先住民は土地を個人の所有とはせず、共同で使うものと考えていました。だから白人が来たとき、歓迎し、困難を助け、土地使用を許可し、かぼちゃの種を与え、耕作法も教えて援助し、受け容れました。

・ アメリカで最も重要な祝日である「感謝祭」はこれを感謝したものです。しかし、親切に助けてくれた先住の人たちに感謝するのではなく、親切な先住民にめぐり合わせて自分たちを助けた神に感謝する祝日です。

・ やがて白人は、先住民から土地を奪っていきました。

・ 土地所有の概念がない、先住民の誰かに働きかけて、ガラス玉などと引き換えに、白人が土地所有を認める契約書にサインをさせる。先住民は英語を読み書きしませんから、白人の口先だけの説明を聞いてサインとして×等の記号を書きました。

・ この先住民は、先住民全体の土地を、白人に渡す権限はありませんが、その個人のサインを盾にして、白人入植者は暴力で次々と全ての土地をうばい、先住民を迫害追放して、自分たちの所有にしました。

・ 契約書に記号でサインした先住民の殆どは契約の意味を知らずだまされたものです。これを繰り返して、イギリスから来た白人は、アメリカの全ての土地を手に入れてアメリカ合衆国という国を作りました。悪質です。

・ 他の地域の人の分までの権限がない、おおい町や福井県の人々や自治体、漁協が原発稼動を許可することはこれに似ています。

・ 原発事故があれば影響や損失は、おおい町と福井県に留まらないのだから、他の地域の人々の安全や利益を売却・承認する権限はありません。

・ 「その地域自治体と関連漁協だけの承認で良い」という法律は、原発を推進する人たちが金と権力を使って不当に作らせたものです。

・ 白人が、権限がない一部の人と契約して全体を取り上げた仕組みと同じです。

・ おおい町や福井県の自治体は、日本中の人の安全や財産を提供する権利はありませんから、他の地域の人たちの安全と財産を提供する意味を持つ承認・容認をすべきではありません。

・ 何らかの利益と引き換えに承認した人が損害を受けるのは、電力会社や政府の責を減らすものではないが、ある意味で当然です。

・ しかし、福島の場合でも、原発に反対し、何の見返りも受けず、その上、侮辱抑圧を受けた人たちまでが、放射能被害を受けました。

・ 東電・政府・自治体と同様に、住民の中で原発賛成で活躍した人たちが、、大事故を起こして大損害を与えたことが明らかになった今も、嫌がらせを受けても原発に反対した人たちに謝罪も弁償もしないことに私はいやな感じを持っています。

・ アメリカ先住民は内容を理解せず、多くは親切心に付け込まれて騙されてサインをしました。しかし、大飯原発を承認する人は、他の地域の人が反対していることを承知で、何らかの利益と引き換えに承認するのですから、事故があれば、単なる被害者ではなく、責を負うべき有力な加害者です。

・ 加害者であることを承知で、利益を受けて原発稼動を承認するならその多くは悪人です。

・ 加害者や悪人になってはいけませんから、おおい町や福井県の人は、他の地域の人の権限や安全を侵す承認をすべきではありません。


      V. 原発事故の原因は解決されていない

・ 国と東京電力は、津波によって緊急用電源が破壊されたことが大事故の原因だと言っています。嘘です。

・ わずか震度6の地震で、外部電源を供給する送電鉄塔が倒れ、外部電源2系統がすべて破壊されて電源を喪失した。震度6で倒れるような送電システムであったことが第1の原因です。

・ 非常用発電機が津波で破壊されたことと、移動式の電源車の送電ケーブルが短かすぎて更に、ソケットの形が合わないというお粗末な理由で電源車が役に立たなかったことが第2の原因です。その結果、原子炉冷却ができずに爆発した。

・ 津波で非常用発電機が破壊されたことが原発爆発の原因と言うなら、電源車のコードが短すぎて更にソケットの形が合わなかったために電源車から送電できなかったことも、爆発に至らせた最大の原因というべきです。しかしそうは言わない。

・  わずか震度6の地震で配管もかなり破損したので、仮に電源復旧に成功しても、原子炉を十分冷却できたかどうか疑問です。

・爆発する前から、大量の放射能がもれ、原発敷地内外で検出されました。爆発する前から、、原子炉本体やそこからの配管が既に破損して、大量の放射性物質が漏れていました。爆発によって破損したのではなく、地震で破損したものです。

・ 東電はこれを言わず、「想定外の津波」が最大唯一の原因であると嘘の主張を続け、原発の安全性に国として責任を持つ保安院も、政府も、これをを追及するのではなく、一体となって主張している。

・  原発稼動に都合の良い意見だけを集めて言わせる組織を、中央や、地方行政、研究機関、マスコミに作り、自由に物を言えない環境を作って、まじめな議論や、異論や反対は抑圧排除した。

・ このような電力会社の抑圧的なあり方の為に、電力会社内でも、原子炉を改良すべきことや大小の事故から教訓を得て原子炉の安全を高めていくことは出来ず、話題にさえしにくくなっていたはずです。JRや航空会社であれば、危険かもしれないことに社員が気づいて問題提起したり報告すれば、評価が上がる。しかし電力会社内では、危険を指摘するだけで、抑圧されていやな目にあう。

・ 都合が良い考えや資料だけを集め、まじめな検討・議論をせず、異論や反対意見を侮辱抑圧排除する。これが福島原発大事故の最大の原因です。

・ 爆発を起こしてからも、解決の方針を出せず、東電と官僚は打算で動いて事故と損害を繰り返し拡大させました。本来なら、原発の危険性を指摘し手事故対策を要求していた技術者や科学者を招いて、知恵を集めて方針を作り、事故対策を進めるべきでした。しかし、原発に批判的で事故対策を研究・提案してきた専門家を今でも、排除して、原発推進してきた責任ある人々は処分もされず、今も原発稼動と、事故処理の中枢を独占して、原発推進論者だけで、方針を作り、原発と社会をしきっています。

・  高まった原発反対や批判の意見を排除するために、一方的な考えだけで他を排除して強引に原発を強行する姿勢を更に強めて、強行する仕組みも強化しています。

・ 原発の安全対策など、批判的意見を抑圧して、自由な議論を抑圧排除したことが、福島原発事故の最大の原因なので、それを考えると、原発事故の安全性は全く改善されていません。

    VI. 原発再稼動に合意されるおおい町と福井県のみなさんへ

・ 自由に安心して話せない抑圧社会、人間関係であっては、互いによく考え話合って共同してより良い方針を作ることはできません。

・ 都合や行きがかり、打算を入れず、まじめにまっすぐ・丁寧に考え、誠実に議論して判断、行動してください。

・ 子供に誇れる、まともな自分であろうと考えれば、どう発言・行動したらよいか分かります。子供たちは大人のあり方をまねて、成長します。

(8月3日一部加筆修正)
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20:57  |  放射線  |  TB(1)  |  CM(17)  |  EDIT  |  Top↑

★ほかもん様岡山 博Re: No title

ほかもん様

ありがとうございます。

ほかもん 様

私もそう考えます。

基本的な出正しい知識を持って、良く考えると分かることが沢山あります。
正しい知識は必要ですがそれほど沢山の知識がなくても正しい判断と確認できることはよくあります。
俗論や聞きかじりは有害で、基本的で重要ないくつかのことに気づいて、自分で吟味して正しいことを確認できたら、その知識と問題意識を持ち続けると、明快な評価にたどり着くことはよくあります。

判断したら、その判断はいつも問題意識において、その判断が正しかったのか同かを機会があったら吟味して深める。

 基本的な問題の所在と評価は、簡潔な言葉で明快に出来ることが多いです。
自分で正しいかどうか分からないのに俗論や多数に相乗りして、論を組み立てると誤ります。

 自分で正しさを確認できない乱暴聞きかじりや俗論の組み合わせで、雑で乱暴な断定をすることや、自分で確認責任持たない俗論や聞きかじりを前提として他人を見下の派、自分のあり方としても正しくなく、そのような言動が飛び交うと、社会の健全性を破壊し、恐怖社会に近づきます。

 今の日本がそうです。

 これからもどうぞコメント楽しみにしています。
 「その考えは違うのではないだろうか」という異論コメントいただけたら更に歓迎です。

これからもどうぞよろしく。

岡山 博

・・・・以下ほかもん様のコメント・・・
原発については、事故が起こるという前提で対策を考えるべきだと思います。原発の浅い歴史、数十年のうちにチェルノブイリやスリーマイル、福島、ほかと何度も事故が起こっているわけですから。
しかし、事故が起こりうるという前提になると、事故が起こった場合に、国土の狭い日本ではロシアやアメリカと比較して、事故の被害が深刻で逃げ場も無くなります。だから事故は起こりませんよ、という前提になってしまいます。本末転倒です。
事故が起こりうるという前提に立つと、日本に原発を建ててよい場所はありません。
経済的な損得抜きに、原発は全廃すべきでしょう。
岡山先生応援致しております。いつも明快な論理のブログありがとうございます。
ほかもん様岡山 博 |  2012-07-12(木) 21:42 | URL [コメント:編集]

★放射線内部被爆の症状:

心筋梗塞、急性心不全、脳出血、20代でも脳梗塞、白内障、失明、クモ膜下出血、白血病、甲状腺腫瘍、奇形児出産、等々だ。鼻水垂れ流しは初期症状だ。
前田進 |  2012-06-29(金) 02:27 | URL [コメント:編集]

★No title

原発については、事故が起こるという前提で対策を考えるべきだと思います。原発の浅い歴史、数十年のうちにチェルノブイリやスリーマイル、福島、ほかと何度も事故が起こっているわけですから。
しかし、事故が起こりうるという前提になると、事故が起こった場合に、国土の狭い日本ではロシアやアメリカと比較して、事故の被害が深刻で逃げ場も無くなります。だから事故は起こりませんよ、という前提になってしまいます。本末転倒です。

事故が起こりうるという前提に立つと、日本に原発を建ててよい場所はありません。
経済的な損得抜きに、原発は全廃すべきでしょう。

岡山先生応援致しております。いつも明快な論理のブログありがとうございます。
ほかもん |  2012-06-27(水) 22:07 | URL [コメント:編集]

信じられない
このブログ書いたのほんとにちゃんとした人?
放射線知識なんか無いでしょう

デマを拡散するな!!
こういうの目にして信じてしまう
純粋な人が精神異常をきたしたり
物凄い苦労してまで遠くに避難することになるんだぞ!
恥を知れ
 |  2012-06-25(月) 17:44 | URL [コメント:編集]

★はじめまして

恐ろしく嘘ばかりの記事に呆れました。
のっけから
>「・ 国と福島県・電力会社は、福島原発事故後、安全な水と食品を全力で供給することをせず、強く汚染された野菜も食べるように住民にすすめました。」

嘘ですね。早くに注意が促されて、その結果殆ど汚染度の高い食品を食べずに済んだわけですが。その証拠として、WBCの検査結果は内部被曝はうんと低く、心配しなくていいということがわかっています。無意味に危険を煽るのはやめるべきです。

医師という看板で嘘をつくのはほんとに害が多いのです。
okuda |  2012-06-25(月) 16:13 | URL [コメント:編集]

★Re: manekineko さんへ岡山 博Re: 更新よかったです!

> manekineko さんへ
>
> ご心配頂きありがとうございます。うれしいです。
>
> 毎日時間の余裕がなく、そのために書くべきことを書けずにいます。
>
> むだで有害、社会の健全さも破壊する、広域瓦礫処理、焼却処分も強引に進行中で、それにも有効なことをしたいですができずにいます。
>
> 原発事故も、むだで有害な瓦礫処理も、その底流には、無条件同調強要、異論排除、従わないものには際限なく人格的な嫌がらせを続ける、陰湿で不健全な日本社会と日本人の精神・行動傾向があります。
>
> わざわざお互いを不幸にし合っている。
> 日本の人と社会に根強くある、文化・考え方・感じ方・行動傾向をより健全なものに変えたいです。
>
> まず自ら、自分たちから。
> 自覚と意思を共有する人たちが、互いに良い影響を与え合って、更に自覚と意思を深めていきたいです。
>
> またコメントください。
>  感謝
>
> 岡山博
> ・・・・・・・・・・・・・
> 更新がしばらくなかったので、先生にもなんらかのプレッシャーがかかったのではと心配しておりました。教師が圧力をかけられた例は実際に知っていますので。更新の記事でパワーアップなさっておられたので、ほっとしました。記事はとても示唆に富んでおり、参考になりました。ムラの懲りない面々に負けないようにするには、国民ひとりひとりが賢くなるしかないと思います。先生の記事を多くの人に読んで欲しいです。
> >
> > この一年間、子どもに給食の牛乳を飲ませないように、あの手この手でやってきました。家に持ち帰ったら先生に注意され、食後にそっと戻したりしておりました。4月からは、面接と書類を提出の手続きを経て、やっと牛乳を飲まないのが公認されました。でも、いちばん宮城の牛乳を飲んではいけなかったのは、去年の夏から冬頃でした。対策はいつも後手後手です。ほんと、自衛しなきゃと思います。
岡山 博 |  2012-06-20(水) 18:25 | URL [コメント:編集]

★岡山 。yokoblueplanet さんへRe:

> >>記事拡散、ありがとうございます。
> 誰かの役に立つと期待。
>
> 私は毎日、余裕がなくて、すべきことや書きたいことができずにいます。
>
> 「大飯原発再稼動に賛成・容認するおおい町と福井県の皆さんへ」の文章も、
> 「発言や反論を言わせず、社会を欺いても原発を強行する人たちが、処分もされず、そのまま原発政策や、原発運営の中心にいて、自由に物を言わせぬ社会を作っていることが、福島原発事故の最大の原因だ。これを改めずに、原発の安全は確保できないことと、大飯原発でも、関西電力の正規社員は被曝が多い、点検や補修作業には参加しないで、正規社員とは人として対等ではないと考える、地元の下請けの人がやっているいる事についても言及したかったのですが、書くと時間が更に遅れてしまうので省略して記事掲載しました。
> twitter で以下の文を載せました。
>   
> ・福島原発大惨事は、津波が第1の原因ではない。震度6の地震で送電線鉄塔が倒れ、外部電源を2系統とも失った事が第1の原因だ。原発推進するためには、想定外の津波が原因と嘘を言い、社会を欺いても原発を強行する人たちが、原発政策と、原発稼動を牛耳っていることが、福島原発大事故の眞の原因だ
>
> ・ストレステストや津波対策で原発事故は回避できない。都合がよい意見だけを集めて、原発を強行したことが、福島大惨事の真の原因だ。異論・批判と批判発言する人を無視・非難・侮辱して排除することを止め、批判や異論を歓迎して健全な議論、政策検討の場を作ることが原発を検討する始めにやることだ。
>
> ・加害者が被害者を脅すやくざ社会・日本。電力会社の独占特権は、全と電力供給の義務を果たさせる目的 RT 滋賀県知事『関電や国に脅された』と公表。女性知事だからできた事かも。しかし関電や政府が『停電になったら責任とれるのか』と脅す
>
>  これからもどうぞよろしく
>
>  岡山 博
> ・・・・・・
>
>
> 岡山先生、こんにちは。
> > 大飯原発への言及、ありがとうございます。
> > しばらく更新が無かったので心配しておりました。
> > 早速ですが、また記事内容の拡散をさせてください。
> > お願い致します。
岡山 博 |  2012-06-20(水) 18:25 | URL [コメント:編集]

★初めてコメントいたします。

初めまして。いつも拝読しております。
先生の明快で良心的なご主張、大変参考になります。

他の方も書いていらっしゃいましたが、私も関西在住ですので、
ご多忙な中、緊急に、大飯原発の記事を書いて下さったことに
お礼を申し上げたく、コメントさせて頂きます。

関電は厚顔にも、原発の安全対策を完璧に行なっているというCMを流し始めました。
大飯原発再稼動の決定に合わせ、攻勢に出たようですが、
今日初めて観て、正直、強い不快感を覚えました。
フクシマのことはまるでなかったという感覚なのだと
改めて身に染みています。
Lushun |  2012-06-20(水) 16:20 | URL [コメント:編集]

★管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2012-06-20(水) 12:31 |  [コメント:編集]

★初めて訪問しました

拍手の所に間違えてコメントしましたので、改めてこちらにコメント致します。大阪在住ですので大飯に言及してくださった事に御礼申し上げます。私には一人子供がおりますが、先生のブログを読んでようやく『誠実に生きるべき』だと、子供に教える自信が湧いて来ました。社会的指導者や知識人のヤクザ性には私も恐怖を感じましたが、振り返れば以前からの事で特に男性に顕著だと思います。子供たちの将来の為にも誠実な言動や行動が自由にできるまともな社会になって欲しいと心から願っています。
まあ |  2012-06-20(水) 07:32 | URL [コメント:編集]

★日本人Aさんへ岡山Re:

日本人Aさんへ

違いもありますが、それはおいて、私の認識も共通するところがあります。

日本人Aさんはその上で、どうしますか?



・・・・・・

全く仰る通りです
> しかし、原発推進派には良心というものが存在しません
> また、騙されるバカは死んでも直りません
>
> さて、我々は何をすべきなのでしょうか?
岡山 博 |  2012-06-19(火) 18:02 | URL [コメント:編集]

★Re: Re: 京さんへ岡山博Re: はじめまして

> > 京 さん
> > コメントありがとうございます。
> >
> >  「人間は、ひとりひとりが違うので、共感できる部分とそうでない部分の両方があると思います。べつべつの考え(あるいは近い考え)を持った人間どうしが、社会を形成する。その中で、自分の考えにいちばんぴったり来る言葉を見つけ、それを相手に対して発しようとする。」その通りです。
> > 自分で深く考えると自分の考えにぴったりくる言葉がみつかる。大切です。
> > みつけた優れた言葉を伝えて、優れた言葉と発見の価値を共有できる人を増やしたいですね。
> > 「とても難しい」かどうかは、別のことです。
> >
> > 私は、1980年ころ、ヤリイカの神経を使った実験をするために、一冬、京都府若狭湾の伊根漁港で過ごしたことがあります。
> >
> > 思い出話しです。
> >
> > 漁協の倉庫を貸していただいて、そこに寝泊りして実験しました。
> > 倉庫の壁は鉄板で、下の部分はコンクリート床から15cmくらい、通気のために壁がなく吹きさらしでした。
> > いつも対馬暖流の湿気を含んだ西風が吹き、そのためほとんど毎日30cm、時には50cm以上雪が積もりますが、暖流の熱で、半日で全部溶けて消え、毎日雪が積もってすぐ全部溶けてを繰り返すという、東北とは違う雪の降り方でした。
> > 吹きさらしの倉庫に寝泊りしてもさほど寒くなかったように思います。
> >
> > 食事は毎日近くの民宿の方にお願いしました。
> > 伊根名産のブリや、やや小さな越前ガニ(こっぺと言っていました)やあわびも出ました。
> > 「何がうまい?」と聞かれた時に「いわし」と応えると一番満足されるようでした。
> >
> > 宮津から伊根には、バスか小さな乗合船で1時間かかりました。
> > 夜に乗合船に乗ると、静かで、空は満天の星、海は夜光虫で波が青白く光り、美しかったです。
> >
> > 漁港の岸壁で初めて津波を経験しました。
> > 湾内であったことと、30cmという小さな津波だったので、押し寄せてくるのはわからず、徐々に水位が上がっただけでした。
> >
> > 漁師の方から以下の話しを聞きました。
> > ・ 太平洋戦争中、伊根の漁師たちが国に戦闘機を一機寄付した。
> > ・ 湾内で軍艦の弾薬庫が爆発して、そのときの爆発はすごかった。
> > ・ 伊根の漁協は、大型漁船や定置網を共同で所有・運用しており、各家から1人が漁協職員として完全に平等に組合の漁業に参加する権利があり仕事している。組合の前年の収入によって、全員が同じ賃金、当時で月10万円(15万円だったかもしれない)ちょっとを得ている。働き手がいる家族は、それとは別に漁業や商売をする。
> >
> > 伊根漁協は、当時としては先駆的な、栽培・養殖漁業に取り組んでいました。
> > ・ 若狭湾内で、福井県部は原発を受け入れたが、漁業が大切なので自分たちは原発受け入れを跳ね返した。
> > ・ ここの魚は日本一だ。
> > ・ ひとつだけ太平洋に負けるものがある。それは三陸のさんまだ。
> >
> > 以上のことを、誇り高く、穏やかに話してくれました。
> > 伊根ブリが有名ですが、伊根の漁師の方が最も誇りを持っていたのはいわしでした。
> > 当時は油をとり、肥料にもしていたいわしは、今、激減しています。
> > 漁師の方も、子どもたちも「ここは日本の端っこだ」と言っていたのはおもしろかったです。
> > 30年前の話です。
> >
> > 伊根や宮津は原発を拒否しましたが、福井の原発で事故が起きたら、同じ若狭湾内にある伊根や宮津の京都府の町や港は壊滅です。
> > 伊根の皆さんは今何を考えているだろうか。
> >
> > 岡山博
> >
岡山 博 |  2012-06-19(火) 14:13 | URL [コメント:編集]

★Re: はじめまして

>  はじめまして。先生のブログを以前から拝読させていただき、いろいろ考えるきっかけをいただいております。
>  大飯原発のことに触れていただき、ありがとうございます。
>  わたくしは、京都の北部出身で、宮津や伊根は、子供の頃から親しんでおりました。
>  現在、宮城の富谷に住んでおります。私が住んでいるところでは、牛乳停止と水筒持参を認めてもらうことが出来ました。
> 給食は50ベクレル以下です.....
>
>  実感としては、関西の身近なところでは、地震のことはまだ共感が得られても、放射能汚染に関しては、なかなか伝わりにくかったです。
>
>  人間は、ひとりひとりが違うので、共感できる部分とそうでない部分の両方があると思います。べつべつの考え(あるいは近い考え)を持った人間どうしが、社会を形成する。その中で、自分の考えにいちばんぴったり来る言葉を見つけ、それを相手に対して発しようとする。のですが、これがとても難しいと、実感しています。
>
> 福井の原発に何かあったら...という思いが、(宮城に住みながら)いつもあります。
岡山 博kyouto |  2012-06-19(火) 13:55 | URL [コメント:編集]

★更新よかったです!

更新がしばらくなかったので、先生にもなんらかのプレッシャーがかかったのではと心配しておりました。教師が圧力をかけられた例は実際に知っていますので。更新の記事でパワーアップなさっておられたので、ほっとしました。記事はとても示唆に富んでおり、参考になりました。ムラの懲りない面々に負けないようにするには、国民ひとりひとりが賢くなるしかないと思います。先生の記事を多くの人に読んで欲しいです。

この一年間、子どもに給食の牛乳を飲ませないように、あの手この手でやってきました。家に持ち帰ったら先生に注意され、食後にそっと戻したりしておりました。4月からは、面接と書類を提出の手続きを経て、やっと牛乳を飲まないのが公認されました。でも、いちばん宮城の牛乳を飲んではいけなかったのは、去年の夏から冬頃でした。対策はいつも後手後手です。ほんと、自衛しなきゃと思います。
manekineko |  2012-06-19(火) 10:23 | URL [コメント:編集]

★感謝。

岡山先生、こんにちは。
大飯原発への言及、ありがとうございます。
しばらく更新が無かったので心配しておりました。
早速ですが、また記事内容の拡散をさせてください。
お願い致します。
yokoblueplanet |  2012-06-19(火) 06:10 | URL [コメント:編集]

★はじめまして

 はじめまして。先生のブログを以前から拝読させていただき、いろいろ考えるきっかけをいただいております。
 大飯原発のことに触れていただき、ありがとうございます。
 わたくしは、京都の北部出身で、宮津や伊根は、子供の頃から親しんでおりました。
 現在、宮城の富谷に住んでおります。私が住んでいるところでは、牛乳停止と水筒持参を認めてもらうことが出来ました。
給食は50ベクレル以下です.....

 実感としては、関西の身近なところでは、地震のことはまだ共感が得られても、放射能汚染に関しては、なかなか伝わりにくかったです。

 人間は、ひとりひとりが違うので、共感できる部分とそうでない部分の両方があると思います。べつべつの考え(あるいは近い考え)を持った人間どうしが、社会を形成する。その中で、自分の考えにいちばんぴったり来る言葉を見つけ、それを相手に対して発しようとする。のですが、これがとても難しいと、実感しています。

福井の原発に何かあったら...という思いが、(宮城に住みながら)いつもあります。
京 |  2012-06-19(火) 00:09 | URL [コメント:編集]

全く仰る通りです
しかし、原発推進派には良心というものが存在しません
また、騙されるバカは死んでも直りません

さて、我々は何をすべきなのでしょうか?
日本人A |  2012-06-18(月) 23:37 | URL [コメント:編集]

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