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2012.03.15 (Thu)

放射線被曝問題と発言の仕方、 健全な議論を妨げる日本社会

        放射線被曝問題と発言の仕方
 ―― 健全な議論を妨げる日本社会――
                  
                       岡山 博
              (日本の科学者  Vol.47 No.4 April 2012より転載)

          本ブログ転載にあたっての要約
・ 心配せずにストレスを減らして免疫力を高めようということは,がん専門家の主要な関心の対象にはなっていない.悩まず笑うことが,がん予防とがん進行抑制に有効な治療法として認知されてはいない.
・ 医学的に認知させていないことを、医学的常識であるかのように説明して、それを根拠に他人を非難すべきではない.
・ 専門家が,「被曝を深刻に考えることはストレスを増やしてがんを増やすことだ」と言って,被曝を話題にしたり被曝対策をとることを妨げた.
・ その説明を聞いて人びとは,子や孫と高濃度に汚染された自家野菜を食べ続けた.子どもには食べさせたくないという母親は,神経過敏だ,非常識だと非難された
・ 被曝によって生ずる健康被害について,被曝させた行政や東京電力から,被曝した人や被曝を避けるために援助した人達に責任を転嫁した.
・ 被曝させて本来責任を取るべき人たちまでが安心解説をして,被曝を避けようとする人たちの発言や人格まで批判し苦しめている.
・ 福島差別を起こさせないためには,次のことが必要である.1)福島に貧困を作らないこと.2)福島の人たちにこれ以上被曝させないこと. 3)事故に責任ある,東京電力の歴代幹部や官僚が処罰されず優遇されたままの状況と,責任なく被曝させられた被災者の境遇を逆転させること.
・ 「被害が確認されないうちは,ないものとみなす」という考え方、あり方は誤りだ。
・ 言葉,論理,議論を大切にする文化・社会を作ることが,基本的な課題だ。


                   はじめに

2011 年3 月11 日,地震と津波によって,福島第一原子力発電所の電源が喪失,原子炉冷却水注入が停止した.そしてその後,爆発と放射能汚染を次々に繰り返し,被害が拡大した.

この時期に行うべきだった被曝対策は,①高濃度汚染の可能性がある地域からの避難.②汚染飲食禁止,被災者に安全な水や食料を届ける.③迅速に情報と知識を住民に提供し,自主的避難・被曝対策行動を助ける.④ヨウ素剤服用.⑤避難しない人への援助・指導であった.

しかし,東京電力,政府,メディア,そして放射線被曝医療などの専門家は,「汚染はわずかだ,危険はない.あわてるな」と避難を制止し,テレビ報道などでは,原子炉事故と放射能汚染が拡大する可能性を説明せず,汚染拡大の危険性を指摘する発言は「不安を煽る」として,質問することも話題にすることもしなくなった.
その結果,たくさんの人たちが被曝地から避難する機会を失った.

以上が,福島原発事故によって生じた放射能汚染問題に関する,私の基本認識である.
本誌の〈討論のひろば〉は,このような背景のもとで行われている.

3 月号で坂東昌子氏(*)は「分野を越えた21 世紀型学問の構築」を論じたが,そこで整理された5 項目を共通話題の素材として,私の考えを述べさせていただきたい.

               ストレスに関する医学的問題

坂東氏は整理事項の4 で,「ストレスは,免疫力の低下に繋がり,発がんのリスクも増大させることは,昨今の研究が示している.
科学者が放射線の危険性を過大に煽るのは,市民の健康を害する行為であると思う」と述べている.

ストレスが免疫低下につながりうるという動物実験の発表はあるようだ.
しかし私の知る内科,呼吸器科その他の学会や診療現場には「ストレスが免疫を有効に低下させ,発がんを促進する」「ストレスを減らせば発がんを減少できる」という共通認識は存在していない.

1955 年以前,日本では,多くの青年が結核に感染し,8 割は感染に気づかないうちに,自然治癒した.
現在,日本の結核の半数は老人の結核で,ほとんどは,若い頃に治癒し,肺内に存在していた結核菌が,老齢化にともなって免疫が低下して再燃(再発)したものである.
もし,ストレスを生じないように悩まずに生きるだけで十分に免疫機能が保たれるならば,それだけで日本の結核は,半数に減らせることになる.
結核研究・臨床の場で,そのような研究発表や主張する発表を行う専門家はいない.

細胞ががん化したとき,そのほとんどが増殖する前に,免疫を担当するリンパ球によって殺されることはわかっている.
そのようながん細胞を殺す免疫反応を促進するための治療法や治療薬開発は,膨大な費用と労力を使って世界中で研究されているが,医療の基本認識や治療の根本を変えてはいない.
心配せずにストレスを減らして免疫力を高めようということは,がん専門家の主要な関心の対象にはなっていない.
悩まず笑っていると,がんの発生を劇的に減らすと主張する研究者や専門家は私が知る範囲にはなく,がん予防とがん進行抑制に有効な治療法として認知されてはいない.

臨床医は,患者に対して,疾患の現実と今後の見通しについて,正確に説明するようにしている.
日本では,がん患者にがんの事実を知らせないことが普通に行われていた時期があるが,現在は,詳しく説明することがコンセンサスになっている

「ストレスが免疫を抑制してがんを増やすという,当然知っていてしかるべき知識もわからずに人を不安にさせて(免疫機能を低下させ,多くの疾患や発がんを増やして)いる」と医師以外から医師が批判をうけるとすれば重大である.
近年の報道言葉を使うと「不安ストレスを与えたことによってがんを発生させて早く死なせた」と損害賠償を要求されることを意味する.

相応のレベルを持った臨床医が責任をもって言えない内容を正しいと断言し,受け入れない特定の人を侮蔑を込めて批判することは,健全な言論活動ではない.
良識を持ち,患者のために診療している大部分の医師を部外者にして,専門家ではない一般の人びとに対して,「普通に医者が行っている病状説明は,ストレスを増やし,免疫を阻害し,がんを増やすという悪質なものだ」という意味を持つキャンペーン的な講演活動も健全ではない.

              ストレスに関する論理と倫理の問題

ストレスと被曝障害に関するもう一つの問題は,論理と倫理の問題である.

これは坂東氏の主張とは離れるが,放射能被曝の現状の中で指導的発言をしている,元長崎大学教授・現福島医大副学長の山下俊一氏ら放射線被曝医療専門家の発言について述べたい.

放射能の恐怖を持つ人に,人生論として,「くよくよせずにいましょう」と言うことはありうる.
しかし,山下氏が専門家として,被曝を受け続けている人たちへの講演内容には以下の問題がある.
「被曝を深刻に考えることはストレスを増やしてがんを増やすことだ」と言って,被曝を話題にしたり対策をとることを妨げたからである.

放射能の恐怖に怯え,何にすがってでもつかの間の安心を求めた人は多い.
「この程度の放射能は大丈夫だ.呼吸しても,野菜を食べても問題ない.心配するほうが放射能より有害だ」という専門家の話をうれしく聴いた人も多いはずだ.
その説明を聞いて人びとは,場合によっては子や孫と高濃度に汚染された自家野菜を食べ続けた.
子どもには食べさせたくないという母親もいたが,すると,神経過敏だ,非常識だと非難された.

専門家の解説に相乗りして,東京電力や国,福島県は,汚染地帯に汚染されてい
ない水や食料を全力で供給することをしなかった.

津波被災した相馬の母親の話: 1 ヵ月以上,知人が郡山や福島などで地場野菜を買い集め車で運んでくれた.
子どもに優先して食べさせた.
高濃度に汚染された野菜であると分かったのは何ヵ月も後のことだ.
いくつかの症状が被爆のためではないか,今後子どもは大丈夫だろうかと怯えている.
汚染の危険を知っていれば食べさせなかった.

このような人を私はたくさん知っている.
好意で野菜を集めて届け続けた人と,子どもに食べ続けさせた母親たちは無念である.

山下氏らの発言内容のもう一つの問題は,「くよくよするから,不安を煽るから,病気になる」と言って,被曝によって生ずる健康被害について,被曝させた行政や東京電力から,被曝した人や被曝を避けるために援助した人達に責任を転嫁したことである.

事故を起こし被曝させた人は非難されず,心配する人が非難され,被曝を回避するための家族会話もできなくなった.
くよくよする人を批判する専門家は,汚染地域に住む人たちに,汚染されていない食料を,東京電力と行政の責任で全力をあげて供給することを要求していない.

被曝医療専門家の研究費や地位は,他の多くの研究分野よりはるかに優遇され,原発推進に関係した国の予算や関連企業からの莫大な出資によって成り立っている.

被曝させて本来責任を取るべき人たちまでが解説をして,被曝を避けようとする人たちの発言や人格まで批判し苦しめている.

                風評被害について

坂東氏はまた,「福島の人たちは風評被害を通じて根拠のない偏見に苦しんでいる.
科学者が偏見を煽るようなことはしないように願う」と述べている.

原発事故以降,「風評被害」という言葉が蔓延した.
「風評」とは実体のない,無責任なうわさ話ということである.
食物の放射能汚染を心配することが過剰反応,嘘扱いされ,心配する人は異常,変人,うそつき扱いされ,今も続いている.「風評被害」という言葉を吟味せずに使うことに,私は反対である.

食物の放射能汚染を吟味検討することは,風評ではなく,よく考えるべきことである.
「風評」という言葉も,子どもの給食の放射能を心配する母親を,神経質,モンスターペアレンツとして無視・排除・侮蔑して苦しめる社会風潮を形成する要因になっている.

福島県民は,原発爆発で被曝し,その後も,汚染されたところに住み,汚染されたところで作物を作り,汚染された作物を食べ続けている.

日本社会と文化は,自分の優位性が確保できると,下位の者を引き寄せてわずかな劣位性でも暴き出し,侮蔑・差別して,相手に下位であることを思い知らせ,自分が上位であるという満足を得ようとする傾向が強く,福島は今後,日本社会で差別の対象にされる可能性が高い.

福島差別を起こさせないためには,次のことが必要である.

1)福島に貧困を作らないこと.
高度に汚染された所の人たちに,除染すれば,安全に住めるかのような幻想を与えて時間の引き延ばしをしている.
避難者は,新たな努力対象も定まらず,この状態が続くと,人として生きる熱意も輝きもうせ,経済的にも貧しくなってしまう.
アルコール依存者が増えているとも聞いている.

2)すでに被曝をしてしまった福島の人たちにこれ以上被曝させないこと.地産地消といって汚染された地域で作物を作らせて,これ以上,汚染された食料を福島の人たちに食べさせてはいけない.
東京電力と日本社会が最重要課題として,安全な食品を福島の人びとに供給すべきである.

3)放射能被災者が,財産と仕事,人生を破壊され,明日の展望ももてないという激烈な苦痛を受けているときに,損害を与えた責任を取るべき人たちは,地位・財産・安全を保障され,高い地位の継続を確保した.
事故の責任を取るべき,東京電力の歴代幹部や歴代の高級官僚が処罰されず優遇されたままの状況と,責任なく被曝させられた被災者の境遇を逆転させることが必要である.
これをしなければ,事故の責任者は優位性を維持できるように社会を運営し,福島を排除蔑視する社会になると思う.

この三つが福島を差別社会にしないためにやるべきことと私は考えている.

              発がんについて,特にトンデル論文について

坂東氏は「被曝後数年以内に発がんなどしない.~被曝が原因のがん細胞は10 年から数十年後に発がんに至る.それが専門家の常識」と聞いたと書かれ,これを根拠に論を展開されている.

肺がんには4 種類ある.1 個の細胞から1cmになる時間を逆算して求めると,平均的には小細胞がんで約4 年,腺がんで15 年と計算される.ばらつき説明は省略する.
チェルノブイリでは小児は被曝5 年から甲状腺がん発症が急増した.

「悪性腫瘍発症の増加とチェルノブイリ事故による放射性物質の降下は関連があるかもしれない」とトンデル論文を引用し,「これをもって,確固とした証拠にできるだろうか.そんなことは著者自身も主張していない」と,被曝の危険を主張する人を批判した.

イギリス・ウェールズ核再処理工場の周囲で白血病増加が確認された.
原発周辺で小児白血病が有意に増加していることが,2008 年のドイツ政府の大規模調査で確定した.
核施設周辺で白血病が増えることは確定したが,今後,原因が放射能被曝だと断定される可能性は低い.生活・食品・地域環境,経済の変化など,関係しうる多くの可能性があれば,完全な断定はほとんど不可能だからである.

国際放射線防護委員会(ICRP)や原発関係者,専門家は,「確実には証明されていない」ことを,「あるかもしれない」と考えるのではなく「存在しない」こととして無視している.

疫学的研究とは莫大な労力と費用,長時間の調査を要し,二つの事象の因果関係を証明することができても,単一の原因・結果であると証明できることはまれである.

チェルノブイリ事故においても,事故の影響でがんが有意に増えたことが認知されたのは事故の20 年後である.
厳密に言えば,甲状腺がんの増加の原因がチェルノブイリ事故と関連することは確定したが,放射線被曝が原因という断定はおそらくできない.
例えば,「チェルノブイリで被曝が甲状腺がん増加に関与した程度は10%以下で,70%は不安や恐怖感によるストレスが原因,20%は不明である」と主張する人がいて,自説が正しいことを証明せずに勝手な結論を主張し,「反論するなら,間違いだということを証明しろ」と言ったとしても,否定する証明はほとんど不可能である.

欧米であれば,これを誤りと断定することは常識レベルの論理だが,論理学が文化として存在せず,論理より気持ちで納得する日本社会,論理と議論が知識人の教養にさえなっていない日本では,簡単に通用する.

根拠と結論の正しさを証明しない主張をしても批判されない日本の状況では,専門家として,人を欺くどんな結論でも出すことができる.
権威や行政との便宜供与,同調するメディア,講演会や職場などでの脅迫・恫喝を使えばさらに簡単である.

トンデル論文は「どちらか分からない」と主張する論文ではなく、「チェルノブイリ放射能汚染に関係してがんが増えた可能性」を積極的に示した論文である.
この論文を引用して「被曝によってがんが増加した」と断定、引用することは正しくないが,「断定されていないのだから、がんが増加したことは、被曝とは関係ない」と断定・引用することも誤りである.

原発事故以降も岩手,宮城,福島,茨城の農村では,田畑で,車の視界が遮られるほどの煙を出して繰り返しわらや枯れ草を野焼きした.
岩手では,母親たちが行政に繰り返し要望したが「野焼きで放射能が拡散し,被害を与えるということは確認されていない」からと自治体は禁止せず,秋まで繰り返された.
呼吸と,農作物再汚染によって相当の2 次被曝を受けたはずだ.
他県では野焼きは話題にさえならなかった.

今も行政は,反省も謝罪もしていない.
「被害が確認されないうちは,ないものとみなす」とはこのようなことである.

通常のすべての毒性物質は,有害と分かっている値よりはるかに低値で規制されている.
事故以前の食品放射線規制も現在の暫定規制値よりはるかに低く規制されていた.
事故後は「がんを発生させると証明されていないレベルの放射能を心配するのは誤りだ」と,専門家が解説した.

有害と分かる直前の値は不明なので,これは「有害だと分かるレベルまで食べろ,有害と分かったらその少し少ない量まで食べろ」という暴論である.
しかも慢性毒性であれば,分かったときには遅すぎる.

                  おわりに
現在の日本は,無条件同調強要,自由な発言の抑圧,言葉・議論軽視,異論は無視・排除・侮蔑・嫌がらせが社会を動かす重要な行動原理の一部となっており,これが福島原発事故と,その後の不適切対応で繰り返し被害を拡大していることをはじめ,日本のほとんどの社会問題や,個人の苦痛を改善させない底流になっていると考えている.

健全な議論をするためには,相手をやっつけて自分の優位性を表現したいということではなく,相手に敬意をもち,穏やかで論理的な言葉で発言することと,共同して共通の結論に到達しようという意思が必要である.
言葉,論理,議論を大切にする文化・社会を作ることが,日本社会と人にとって重要で基本的な課題と考える.


(*) 坂東 昌子 氏:1960年京都大学物理学科卒、愛知大学名誉教授。素粒子論。研究と子育てを両立させるため、自宅を開放し、女子大学院生仲間らと共同保育をはじめ、京都大学に保育所設立を実現させたなど、女性研究者の積極的な社会貢献を目指す活動を続けている。06年日本物理学会長。著書多数

 本論で書ききれなかった意見については,以下の「岡山博」ブログでご覧いただければ幸いである.

 放射線問題について:「被曝をどう避けるか」講演要旨,「放射線被曝を避けるために・野焼き」「, 福島原発事故後おきていること」.
発言と議論の仕方について:「よい発表,良い議論を行うために」.

岡山博
仙台赤十字病院第2 呼吸器内科部長,
東北大学臨床教授
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23:54  |  未分類  |  TB(1)  |  CM(14)  |  EDIT  |  Top↑

★原子力ムラの常識は世界の非常識

「通常のすべての毒性物質は,有害と分かっている値よりはるかに低値で規制されている.」 まさにそうなんですよね。 原子力ムラとはよく言ったもので、彼らのムラ社会ではその他の社会での常識が通用しない。 
ilelongue |  2012-08-24(金) 20:42 | URL [コメント:編集]

★山下の講演の主旨

>山下氏は「被曝を深刻に考えることはストレスを増やしてがんを増やすことだ」

私は、福島県内での山下氏の講演会に出席した者ですが、岡山先生が指摘された上記のような発言は、なさっておりませんでした。不安や恐怖にとらわれた精神的ダメージのことを話しておりました。一緒に参加した友人や同僚にも確認しましたが、「山下先生は、心放射線を浴びてしまっても癌にならないという話をしたのではなく、被曝してしまったという不安やストレスが精神的ダメージを深くする」という主旨の講演だったということで一致しております。
広田真 |  2012-08-13(月) 16:52 | URL [コメント:編集]

★Re: Re: よくわかった。

> 名無しさん。コメント有難うございます。
>
> 表現は違うが、私は名無し三の考えにかなり同意です。
>
> これからもどうぞ宜しく
>
> 岡山博
>
> ・・・・以下、名無しさんのコメント・・・・
>
> 私はおおい町の原発誘致から札びらで頬はられて言いなりになる馬鹿な人間には一切何があっても同情は不要と思う。しかし、反対意見を言い村八分になり肩身狭く移住していった人もいる。全員がとは言わんが無知かつ原子力で甘い汁を吸ったからには何かあって死のうがしったこっちゃない。無知な遺伝子は途絶えろ。ただあの地域は活断層あり、以前五名の死者をだした美浜原原発もある。なんせ福井は原発銀座。いったん事故になれば京都滋賀大阪みんなやられ琵琶湖の水は飲めなくなるし日本海の魚は食べられない。福島原発事故が収束もしてないのに何が安全だ。野田ごときが安全を言うが、おまえの醜い首一つでなんの責任がとれる。そもそもよくも恥ずかしくもなく責任て言葉を使うよな。無神経さと馬鹿さ加減に呆れる。ま、それが財務省経済界の犬の条件かもな。それにしても所詮関西人にとっては福島原発事故は対岸の火事だった。今度はおまえら喰らえよ。少しは学習しろや。あと橋元さん計画節電の老人病人中小企業へのリスクが怖いというがそれが当たり前の人の感情です。しかし、東電は計画停電とは名ばかり私は5分前に市の広報車から知らされた。寒い3月だった。東京は二区を除き一切停電なし、
岡山 博 |  2012-07-26(木) 04:56 | URL [コメント:編集]

★阿部毅様岡山 博Re: 胸のすく思い、感動、感激しました。

阿部毅様

都合や打算を入れないまっすぐな精神、真剣定年名論理と誠実な議論。
共有していただける方を知ってうれしいです。

よろしければ阿部さんも、このブログの場をお使いになってどうぞご発言ください。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

岡山博


・・・・・以下「放射線被曝問題と発言の仕方、 健全な議論を妨げる日本社会 」に対して阿部毅様のコメント・

古希を過ぎた北海道余市町の一住民です。
> 心の底から感動しました。 本物の人間に会ってファイトが湧いてきました。 異端児ではありません。 本物です。 
> またやる気を起こさせていただき、心から感謝致します。
阿部毅様岡山 博 |  2012-07-07(土) 21:05 | URL [コメント:編集]

★よくわかった。

私はおおい町の原発誘致から札びらで頬はられて言いなりになる馬鹿な人間には一切何があっても同情は不要と思う。しかし、反対意見を言い村八分になり肩身狭く移住していった人もいる。全員がとは言わんが無知かつ原子力で甘い汁を吸ったからには何かあって死のうがしったこっちゃない。無知な遺伝子は途絶えろ。ただあの地域は活断層あり、以前五名の死者をだした美浜原原発もある。なんせ福井は原発銀座。いったん事故になれば京都滋賀大阪みんなやられ琵琶湖の水は飲めなくなるし日本海の魚は食べられない。福島原発事故が収束もしてないのに何が安全だ。野田ごときが安全を言うが、おまえの醜い首一つでなんの責任がとれる。そもそもよくも恥ずかしくもなく責任て言葉を使うよな。無神経さと馬鹿さ加減に呆れる。ま、それが財務省経済界の犬の条件かもな。それにしても所詮関西人にとっては福島原発事故は対岸の火事だった。今度はおまえら喰らえよ。少しは学習しろや。あと橋元さん計画節電の老人病人中小企業へのリスクが怖いというがそれが当たり前の人の感情です。しかし、東電は計画停電とは名ばかり私は5分前に市の広報車から知らされた。寒い3月だった。東京は二区を除き一切停電なし、
名無し |  2012-06-30(土) 04:33 | URL [コメント:編集]

★胸のすく思い、感動、感激しました。

古希を過ぎた北海道余市町の一住民です。
心の底から感動しました。 本物の人間に会ってファイトが湧いてきました。 異端児ではありません。 本物です。 
またやる気を起こさせていただき、心から感謝致します。
阿部 毅 |  2012-06-23(土) 07:25 | URL [コメント:編集]

★岡山博Re: タイトルなしさん

ありがとうございます。
いろいろ賛同、共同したいです。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

> いまの日本ではほとんど見られない真っ当な議論を拝見し、うれしく思っております。
> 研究者のごく一部ですが、以下のようにまともな提言をしたところもあります。
> 児童避難準備 提言書(2011年4月8日)
> http://sites.google.com/site/kodomoanshin/jidou-hinan-junbi-teigen
>
> のちの世代のためにも、ぜひ、科学者の道義的な責任、民主的な常識を備えた方々でネットワークを結成していただきたいと思い、ご紹介いたします。
>
> どうぞよろしくお願いいたします。
岡山 博。 |  2012-06-10(日) 22:17 | URL [コメント:編集]

★横井幸夫様。岡山 博Re: 加藤周一さんのこと

横井幸夫様。岡山 博
加藤周一さんは知性、道義性、論理、言葉を重視し、エネルギーを持って、議論すべき課題を見つけ掘り下げ、展開し続け、日本の知性をリードする一人でした。
今、日本には、知性をリードする自覚と熱意を持っって言論活動する人の、その知識人としての高さ、鋭さを持ってしっかりと進んでいく人がいない・少ないことと同時に、誰か優れた人の言葉を求め、優れたものを知って、自分を深めようという意思と熱意を持った必ずしもリーダーではないが知識人としての知性と自覚とあり方を基本行動様式として持つ人が非常に少なくなっていると考えています。
論理的で、道義性を大切にする、まっとうな言葉と議論を楽しむ知性と能力を育てるべきと考えています。
横井幸夫 さんに同意です。
私は、加藤周一氏の多くを良しとしますが、議論の相手など、他人に対するけ敬意についてと、それに関係して彼の思想性とありようについては議論したい点があります。
もし加藤周一氏がまだ生きていて、もし彼がそのような議論を嫌わずに参加するなら議論し、その議論によって、加藤周一世界が大きな展開をするだろうと考えるところがあります。
知的で論理的な力のある言葉を楽しむ、知性や人、社会のあり方を共有する人集団や関係の広がりを作れたらと思います。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
どうぞごまた発言お願いします。
岡山博

・・・・・・・・・・・・・・・
私はサラリーマンを3年前に定年で辞め、いま学究の道に入った。私は学生時代から「知の巨人」と言われている評論家・加藤周一さんを40年以上追い続けている。加藤さんは東大医学部を出て、文学者の道を歩んだ。加藤さんは亡くなるまで20年以上にわたり朝日新聞に毎月1回「夕陽妄語」というコラムを書いていた。加藤さんが今生きていたら東電福島原発事故についてどのようなコラムを書いたか考えてしまう。私は加藤さんは岡山先生と同じ様な意見をコラムに書いたと考える。
横井幸夫様。岡山 博 |  2012-05-23(水) 20:34 | URL [コメント:編集]

★拝読しました様、岡山 博Re: タイトルなし

>拝読しました様、岡山 博

ありがとうございます。そのような評価を頂いて、うれしいです。
同意です。
真剣で、誠実で、論理的で同義的なまっとうな発言や議論が正当な議論の多くを占めるようにしたいです。
これからも宜しくお願いいたします。
感謝
岡山博
・・・・・・・


いまの日本ではほとんど見られない真っ当な議論を拝見し、うれしく思っております。
> 研究者のごく一部ですが、以下のようにまともな提言をしたところもあります。
> 児童避難準備 提言書(2011年4月8日)
> http://sites.google.com/site/kodomoanshin/jidou-hinan-junbi-teigen
>
> のちの世代のためにも、ぜひ、科学者の道義的な責任、民主的な常識を備えた方々でネットワークを結成していただきたいと思い、ご紹介いたします。
>
> どうぞよろしくお願いいたします。
拝読しました様、岡山 博 |  2012-05-23(水) 19:06 | URL [コメント:編集]

★加藤周一さんのこと

私はサラリーマンを3年前に定年で辞め、いま学究の道に入った。私は学生時代から「知の巨人」と言われている評論家・加藤周一さんを40年以上追い続けている。加藤さんは東大医学部を出て、文学者の道を歩んだ。加藤さんは亡くなるまで20年以上にわたり朝日新聞に毎月1回「夕陽妄語」というコラムを書いていた。加藤さんが今生きていたら東電福島原発事故についてどのようなコラムを書いたか考えてしまう。私は加藤さんは岡山先生と同じ様な意見をコラムに書いたと考える。
横井幸夫 |  2012-04-28(土) 09:58 | URL [コメント:編集]

★豊島幸一先生へ。岡山 博Re: 誌上で拝読しました

> > > 豊島 幸一 先生    2012年4月17日
> > >
> > > コメントありがとうございました。
> > > 先生の書かれた「『御用学者』批判ができない大学社会」拝読いたしました。
> > >
> > > 現在の日本の大学と、研究者のありようについての問題点の認識や考え方の多くを私も先生と共通した問題意識を持ち、読ませていただきました。ことに、国立大学法人化は日本の社会にとっても歴史的重大事であるのに、深い検討や議論がされず、ほとんど事務処理のように悪い大変革がされたことについての重大さのご指摘は強く同意します。先生がご指摘されたこと以外でもさらに、私ならこう考えるということもあります。
> > >
> > > 日本の現状と自らが考える大学や研究者のあるべき姿に関して正論を述べ、何が正しいか、どうあるべきかについて、共通の認識・結論を得るために議論する価値は大きいと考えます。
> > >  私は、この議論を深めたいのですが、一方で、熱心に議論することに躊躇があります。
> > >
> > >  断定するほど吟味はしていないのですが、共同して議論できる相手(研究者)はもはや日本に存在していないのではないかという懸念です。
> > > 最も内容が深まる価値ある議論は、共通の問題意識と異なる意見を持ち、共有する結論を得ようという意思を共有するものの間の議論です。
> > >
> > > 知的で健全な議論をするためには、知性、覚悟、自覚、と知的で有効な議論をしようという意思と時に道義性が必要ですが、現在、これらの殆ど全てを大部分の日本の研究者は持っていません。研究者に限らず、これらのいくつかと限れば、殆どの日本人、日本社会と文化が共通して失っているものです。
> > > 「研究者としてどうあるべきか」について書いたり発言しても、それに関心をもち、考え議論できる人は非常に小数の研究者に限られている。
> > > 確信ある結論を持った少数の人の中だけでの議論は、社会からかけ離れたり、議論を深めてより深い、質的にもそれまでと変化するあらたな共通の答えを探るという意味での深まりはさほど期待できないかと躊躇して、そのために時間とエネルギーをそこに書けるのは、時間が限られているので、自分では得策ではないような気がして、最近はあまり考えない傾向にあります。
> > >
> > > 良い議論をする相手がいない場合でも。発言する価値はあります。
> > >  ひとつは、考える姿勢として健全な意識を持っているが、その問題や分析に気づかない人に、気づくために意見を提示する。
> > >  もうひとつは、不健全で正しくないことが実行されるときに、批判や反対が存在していたことを証拠として社会に残すための発言ではないかと考えます。
> > >
> > > 目的によって、論旨や議論の進め方が少し異なります。
> > >
> > >  現在の圧倒的多数の日本の研究者とその集団で成り立っている大学などの運営幹部と組織は、研究者、社会のリーダーとしての自覚と志、知的関心を持っていない。企業経営者やそこで働く従業員と似ています。
> > > 研究するのは、論文を書くため。
> > >
> > > 研究組織の長や研究指導者、研究者にとって論文の価値は、企業や従業員にとっての製品と同じ。
> > > 論文という商品を作って、その商品を社会から高く評価されるようにうまく使い、それによって新たな研究費や、研究労働者、社会的地位を獲得するために論文という商品を作ることが研究を進める熱意の大部分を占め、これを最大、最優先事項として論文製造を行っている。
> > > 知性や道義性、社会の指導的立場にあることの自覚を喪失している。
> > >
> > > この優先事項を阻害するのであれば、研究テーマを変更するなどがあたりまえになる。
> > > 臨床医学分野では、疾患の考え方や治療法、薬剤選択の考え方など、以前に自分で主張していた内容が変わってしまっても、以前の主張をきちんと否定し取り下げることをせずに、平気で新しい別の、時流に乗ったことを主張し、指導的講演や解説文を書くことが幾らでもあります。
> > >
> > > 自分がしている研究が価値あると主張する場合でも、その目的のために、何が有効かを追求した結果としてその研究にたどり着くのではなく、研究テーマはすでに進行中であって、研究の価値は、商品価値を高めるためのコマーシャルメッセージとして研究の意義をとってつけて述べるに過ぎないものが多い。
> > >
> > > このように、ほとんどの研究者は、自分の仕事が社会の不利益になる可能性に関しての関心は持たず、論文生産の営利企業と、その経営者、従業員として研究活動を行い、他人や社会の不利益に無関心な打算だけで言動しているので、道義性に基づく議論は不可能になっています。
> > >
> > > このような意味でも、自由に真剣に誠実に知的会話や議論を楽しむ自覚と能力を、社会と、個人に育てることが大切と私は考えています。それを育てるためには、その活動は研究者に限定された範囲ではなく、日本人全体、日本の社会・文化を対象にしないと成果を作るのは難しいのではないか。
> > >
> > > 岡山博ブログ「よい発表、良い議論を行うために」 (01/07) は、形は若い医師が発表活動したり、指導敵意氏が、研究会を主宰したり座長を行なう際の言葉の選択の仕方についての文章ですが、そのような意味を込めて書いたものです。よろしければ、お暇なときにお読みいただけたら光栄です。
> > >
> > > 本ブログプロフィールもその考えを書きました。
> > >
> > > 先日、東北大学総長と、医学部部長、大学病院長に「東北大学や医学部の為に努力し、言動するのではなく、社会全体をよくすることや、医学医療全体をよくするために努力し、そのための言動をすべきだ。東北大学が良くなるのはその結果であってよい。自分たちに都合の良い、とってつけた「正当な」理由を言って打算的な競争をすると社会は良くならない」という趣旨のメモを渡しました。
> > >
> > >
> > > 岡山博
> >   (4月24日一部修正、加筆)
> > >
> > >
> > > >
> > > /////////////////////////////////
> > >
> > > 坂東さんへの批判といい,山下教授への批判といい,胸のすく思いでした.私も同じ号に文章を出しました.お読みいただければありがたく存じます.
> > > > 『御用学者』批判ができない大学社会
> > > > http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2012-03-20
豊島幸一先生へ。岡山 博Re: 誌上で拝読しました |  2012-04-24(火) 02:39 | URL [コメント:編集]

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 |  2012-04-23(月) 21:14 |  [コメント:編集]

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 |  2012-04-19(木) 11:05 |  [コメント:編集]

★誌上で拝読しました

坂東さんへの批判といい,山下教授への批判といい,胸のすく思いでした.私も同じ号に文章を出しました.お読みいただければありがたく存じます.
『御用学者』批判ができない大学社会
http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2012-03-20
豊島耕一 |  2012-03-30(金) 13:28 | URL [コメント:編集]

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